第5回ヒストリアカップ使用構築 ~リフねむる搭載Lv.55ライコウ
- 2018/06/26
- 19:00

ライコウ@たべのこし Lv.55
10まんボルト リフレクター ほえる ねむる
バンギラス@きせきのみ Lv.55
かみくだく ばくれつパンチ じしん れいとうビーム
ヘラクロス@ピントレンズ Lv.50
メガホーン めざめるパワーひこう ねむる ねごと
カビゴン@せんせいのツメ Lv.50
のしかかり だいもんじ のろい じばく
パルシェン@おうごんのみ Lv.50
れいとうビーム まきびし リフレクター だいばくはつ
ナッシー@はっかのみ Lv.50
サイコキネシス めざめるパワーむし ねむりごな だいばくはつ
第5回ヒストリアカップに参加してきました。
ルールはニンテンドウカップ2000。
・選出時のレベル合計155以下
・一撃技の制限なし
・2体以上同時に眠らせたり凍らせたりすると負け
軽く噛み砕くと、そんな感じのルールです。
第4回のルールと同様ですが、今回はクリスタル要素が解禁された形になります。
で、今回使用したパーティが上の6体。
VCクリスタルにより10まんボルトが解禁され、整形手術で見た目の種族値も向上したライコウを今回も使うことにしました。


(左が金銀までのライコウ)
前回からの大きな変更点は
55ドーブル→55バンギラス
50ムウマ→50ヘラクロス
今回は参考にした文献や意見に乗っかりました。
ヘラクロスは、ライコウ・バンギラス・カビゴン・パルシェン・ナッシーで運用する際に面倒そうな対かくとう(めざ虫持ってそう)・対じめん・バンギラス・フシギバナ・ナッシーあたりを任せられるポケモン。
ムウマは使っていて扱いが難しかったのでおやすみです。
>ライコウ
55エースその1。
あまりの数値の高さから、特殊相手は基本負けず、物理相手もじめん打点さえなければリフレクターで大抵勝てるという高スペックポケモン。
手に入れたライコウはめざめるパワーこおり個体ではないので、今回はねむるを採用して役割対象への安定感を飛躍的に向上させています。
もちものは継続してたべのこしなので素眠りとなってしまいますが、それでも問題ないほどに耐久は高いので気になりません。相手によっては、適当に寝ているだけでPP切れによる勝利も狙えるようになったりします。
>バンギラス
55エースその2。
ライコウを選出しにくい場合の選択肢。
カビゴン+ガラガラ+何か、的なパーティがねらい目で、文献では55カビゴンを意識したいやなおと入りなのですが、手元にあったのはばくれつパンチ個体だったためそれを使用。
→結果、55カビゴンが重いという話。
(とはいえいやなおとを打ってる間にじわれを連打されてもアレなので、どっちもどっちな気はします。)
もちものはきせきのみ。ばくれつパンチの混乱やナッシーのねむりごな等を一回ケアできるので非常に便利です。
>ヘラクロス
苦手を埋める新規採用枠。
めざめるパワーひこう個体とすることで、かくとうを受けつつかくとうを殴れる、など上記した面倒な相手を一通り睨めます。対フシギバナを考えるとねむりごなが面倒なので、ねむねご型。どちらの攻撃技が出てもくさタイプを大きく削れるのがいい感じです。
もちものはピントレンズ。メガホーンは大抵の等倍相手を1/3~1/2いかない程度の削りになるので、2回のうちどちらかで急所を当てて突破していく、といった展開の確立を高めています。
>カビゴン
前回から続投、ワンチャン力の強いせんせいのツメじばくカビゴン。
前回強いなと感じた対ハガネール等を意識してばくれつパンチ→だいもんじ。バンギラス選出の際に、少ないにしろ厄介なハッサム・フォレトスを対処できる技が欲しかったりもします。あと、一応ムウマを削れる技があると便利な場面は少なくないかなと思います。
……ってよく見たら文献もとはだいもんじだったので、改悪ポイントを戻したということで(
>パルシェン
同じく続投ポケモン。
クリスタルでまきびしを習得できるようになったので、なみのりを抜いてそれを採用。
もちものはピンクのリボン→おうごんのみ。ライコウにめざめるパワーがないので、対50ガラガラを強く意識しています。
が、その弊害で55カビゴンが重たくなっています。文献もとはピンクのリボン、うーむ。。。
>ナッシー
これも続投ポケモン。
ナッシー対策はナッシーで云々といった記事を見かけたので、そのまま使い続けることでそれを確認しようとしています。
……が、今回きせきのみバンギラスやねむねごヘラクロスでわりとナッシーには強めになっているので、ここはやや過剰かも知れません。
そんな感じのものを使用して結果は予選4-2。
これはいけるかなと、思いきや、4すくみが発生して今回も予選は抜けられませんでした。
惜しい。残念。とはいえ勝ち越せたのはとてもよかったです。うれしい。
試合内容を振り返ってみても、今回は全体的に良かったと思うので満足度は高いです。
まず、パーティとして良かった点は、ライコウの型とヘラクロスの型。
ねむるライコウは役割対象への遂行力が非常に高く、まひやどくに対応したり、PP切れによる勝利ができたりと文句なしの活躍でした。適当に後投げしているうちに消耗しすぎて、結局詰め筋に使えませんでした。。。的なことも防げるので、有利不利がわりとはっきりしているヘラクロス・パルシェン・ナッシーを強気に先発起用する後押しをしてくれていたのも良かったかなと思います。
めざひこう・ねむねごヘラクロスについても対フシギバナ・カイリキーで大活躍をしてくれるなど、それぞれ想定していたとおりの使い方ができたのでとても気分が良いです。
一方で、何度か書いているように対55カビゴンは怪しかったです。じわれの回数を稼がれてしまうのはエースに採用しているポケモンの都合上ある程度仕方が無いとはいえ、もう少し処理ルートを確保しておくべきでした。
パルシェンのピンクのリボン補正込みだいばくはつ+ライコウの10まんボルトでちょうど倒せる計算なのですが、それを今回崩してしまっていて、実戦でも意識した50ガラガラとは遭遇せず、逆に薄くなった55カビゴンには多く遭遇してしまうという噛み合いの悪さ。
思い返してみればヘラクロス・パルシェン・ナッシーを見てガラガラを選出するかどうかは相手の目線で考えてみるとかなり怪しいところで、その辺をもう少し考えて型を選択すれば良かったなと思います。
あとはナッシー。
今回選出率が非常に低く、選出した試合もあまり活躍してくれていないので、ここは要検討ポイントです。前述したとおり対ナッシーのナッシー、という扱いはメンツ的にする必要が薄く、それならばやどりきのタネで55カビゴンにもある程度立ち向かえる型にしたり、そもそも別のポケモンに変えてしまったり、と色々と考える余地があります。
ただしナッシーを別のポケモンに変える場合は、現状ヘラクロス・パルシェン・ナッシーと採用しているおかげでライコウを動かす上で面倒なじめんタイプ等をだいぶ牽制できている、という恩恵について慎重に考慮する必要がありそうです。
この中のどれか1ピースを削った際の影響がどれほどの物かについては、対戦経験の少なさからあまり分かっていないので何とも言えないのですが、このあたりはこれからの課題ということで色々模索していきたいです。
あ、課題といえばもうひとつ。
これまでナッシーを採用し続けていたのですがどうも使用感がイマイチで、もちろん間違いなく強いポケモンである、ということを踏まえるとその問題は自分の使い方にある、というのも課題です。これについてももう少し頑張っていきたいところです。
はい、そんなところです。
1行でまとめると、リフねむるライコウの詰め性能がやばくてやばいって話です。
やばい。
今回もとてもとても楽しかったです。ありがとうございました。


(震えるほどに高いライコウの実数値)

(かみなりでまひを引いてもねむるがあるから問題ナシ)

(なぜかライコウミラー。ねむるがあるこっちのPP勝ち)